自作PC選定 PR

電源は『Antec HCG1000 Extreme』がイイ。
自作初心者で素人が、予算で選ばない自作PCを作る。その2

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ガイル大佐である。

前回は、自作PCで優先順位をどこに持ってくるか?の考えを書いた。

関係ないが、自動車のオーディオについても少し触れている。
興味のある人は読んでほしい。

>> 自作初心者で素人が、予算で選ばない自作PCを作る。

まずは前回のおさらい。

メーカー製のものや、BTOパソコンは買わない。
・目標はフォートナイトをフルHD『ミディアム設定』で平均60FPSで良し。
・電源はとにかく妥協しない。

と言うことで、今回は電源について調べていった経緯や考えを書いていく。

仮決定に過ぎないが、電源は『Antec HCG1000 Extreme』になった。

ちなみに自作ゲーミングPCをつくるのなら、絶対に『ちもろぐ』を見ておくべき。
むしろここのサイトだけでいいんではないのかと思うくらい紹介の仕方が素晴らしい。きちんと『根拠』となる『証拠』がある。

『ちもろぐ』の自作電源に関するページのリンクをさせてもらっておく。
なお、『ちもろぐ』の情報量は『超ボリューミー』だ。

このブログは基本『ちもろぐ』最強説を唱えてますが、『ちもろぐ』との関係はありません。
一方的にこちらが崇拝しているに留まります。
当然自作PCに関しての製品の選び方は『ちもろぐ』を見てもらった方がいいです。
『ちもろぐ』編集長『やかもち』様からご指摘があれば修正いたします。その点を考慮してご覧ください。

てか『ちもろぐ』にこんなページがある!

ガイル大佐
ガイル大佐
…。   これでええやん…。

と、思ったのだが内容をよく見ると、画質設定が『epic基準』(要は最高設定)

私としてはそんなに必要ではないので、この記事を続けるに値するようだ。安心した。

2019.02.15追記
アップデートされた記事にはフルHDミディアム設定FPSの紹介があった。なんて事だ。
でも、あるんです。まだやりたい事が!
その辺は 『その4 グラボ編』で詳しく。
TVを録画してそれを『Fluid Motion』で見たい。

>> どっちか決めれん!『GeForce GTX1050Ti』と『RADEON RX570』

まずは電源ユニットについて勉強する。

グーグルで『自作PC 電源』と検索。

『ちもろぐ』がバッチリ一番上にある。二番目のサイトも見てみる事をオススメする。

どちらも分かりやすい。好みだと思う。ただ、情報量は圧倒的に『ちもろぐ』だ。

気になったのは3番目の価格コムのサイト。

『電源ユニットの選び方』なんて特集がある。実際に行ってみる。

なるほど。

・大きさ(ATXなどのサイズ)
・容量(W数)
・性能(80PLUS~とか)熱効率とも考えられる。
・電源ユニットメーカー(Corsairとか)

これら別で価格.com上で選べられるようになっているようだ。

私の性格上、電源においての優先順位は性能で選びたい。しかも『80PLUS Titanium』で選んでみる。
2019.01.31時点

ガイル大佐
ガイル大佐
た、たかい。。。

最優先事項は電源であることに間違いはないのだが、さすがに電源に3〜5万もかけられない。すいませんでした…。

と言うことで、実際の売れている価格帯を調べてみた。

価格コム満足度ランキングで価格帯とメーカーを確認

個人的に価格コムの満足度ランキングには絶大なる信頼を寄せている。

これも2019.01.31時点の情報だ。

1位:Seasonic(シーソニック)
2位:サイズ
3位:Thermaltake(サーマルテイク)
4位:玄人志向
5位:Thermaltake(サーマルテイク)

値段としては1万円を切るものから3万円代のものまでが満足度ランキングTOP5にランクイン。

どこに満足度をおくのか統一性は感じられなかった。

にしても、電源メーカー多すぎてどこの電源メーカーが信頼性のおけるメーカーかが分からない。

結局『ちもろぐ』にお世話になる。

電源を選ぶ際の基準や基礎知識を教えてもらう。

改めて

をしっかりと読み込む。

まとめるとこんな感じになった。

メーカーについて

・メーカー=製造元ではない。基本OEMで成り立っている。

主要な製造元は5社。

・製造元は、『Flextronics』か『Seasonic』が良い。

・製造元の調べ方は海外サイトの以下2件が良いらしい。

電源に関して全体的なやつ

・どんな電源も電源容量の50%負荷時が最高効率。

負荷10%運用は効率が悪いのでオススメではない。

・容量が大きければ良いのではなく、バランスが大切。

・失われた効率分は『熱』になる。効率悪い=めちゃ熱を持つ。

・『+12V』DC出力はシングルレーンで。

・電源のサイズにも『ATX』など規格があるが、奥行きは統一されていないのでケースと確認する。

ファンについて

・ファンはセミファンレスよりもノーマルタイプの方が安心。

・ファンの口径は大きければ静音なまま冷やせる。135mm、140mmなど

・静音にこだわるならファンは『流体動圧軸受ファン(FDB)』(LDB、HDBなんかもある。)で。

・LDBの『Cooler MasterのSilencioファン』はとても静か。

電解コンデンサについて

日本製の高品質なコンデンサなら良い。

・ルビコン、日本ケミコン、ニチコンがTOP3

・他にもパナ、日立、ELNA(カーオーディオでは最高級キャパシタ)なら良い。

・外国産ならTEAPO

保証期間について

・1年はダメ。

・少なくても3年。5年が良し。

電源は『Flextronics』か『Seasonic』で決定。

当初は電源は容量だ。って思っていた自分がいたが、どうやら容量よりもバランスが大切らしい。
容量の50%くらいの想定使用電力が最も効率がいいそうだ。

これまた自動車ネタで恐縮だが、確かに外付けアンプでいい音がするGAIN(出力)は真ん中あたりか、ちょっと上だ。

て事で容量はさておき、『Flextronics』か『Seasonic』どちらの電源が私好みかを見ていくことにする。

まずは価格.comでメーカーと製造メーカーが同じ『Seasonic』を調べて見る。

ガイル大佐
ガイル大佐
おい、やっぱ高いやん…。

上は40,000円に届きそうなものから、下は9,000円のものまで。

すばらしい『Seasonic』電源でも容量、ファンの種類、コンデンサによってかなりの金額差があるのが分かる。

と、ここで気になることがふと頭をよぎる。

『Seasonic』が売ってるからって、『Seasonic』が製造元かどうかは分からないよね?

気になるので、調べてみる。何事も自分の目で見て確認するのが大切だ。

確認の為に訪れたサイトは、『ちもろぐ』で紹介のあった『real hard tech x』だ。

価格.comのサイトで一番上にある、Seasonic電源『SSR-850TD』の製造元を『real hard tech x』で確認する。


出典:『real hard tech x』
よかった。

メーカーが『Seasonic』の物は、『Seasonic』が製造している。
ので間違いないようだ。

めんどくさいので『Seasonic』一択で良し。

じゃあ、価格.comから自分にとって最適な電源を。って思ったのもつかの間。

自分がほしい機能を絞り込みできるようには『当然』なっていない。

と言うことは、いいな。と思ってから一つづつ『real hard tech x』に行ってそれがどこの製造か確認していって…。みたいな感じになるみたい。

これは控えめに言って死ぬ。無理だ。

じゃあってことで、容量も含めてあらかじめもう少し絞った方がいいみたい。(当たり前だ。)

電源は大事なのに市場としてはそこまで大きくないのかもしれない。

何が言いたいのかといえばこう言うことだ。

電源カテゴリにあってほしいこんな絞り込み機能

・『+12V』DC出力がシングルレーンか否かの絞り込み

・ファンの口径による絞り込み

・ファンの方式による絞り込み

・コンデンサメーカーによる絞り込み

・保証期間の絞り込み

・製造元による絞り込み

なんていうのかな。せめて最後の製造元による絞り込み。

『Seasonic』製造かだけでも分かるようにはなってくれないのかな〜なんて思っていたら、『ちもろぐ』の中の人のTwitterアカでのつぶやきにそれはあった。

すげえ。マジで神だ。

『Flextronics』の電源があるかないかはこの際どうだっていい。これはもう『Seasonic』一択だ。

じゃあ、次は『Seasonic』名義での『Seasonic』電源か、OEMでの『Seasonic』電源か、になる。

とはいえ、

こちらを見る限り、『Seasonic』名義での『Seasonic』電源は全くオススメされていない。

理由を探るべく、まずはOEM電源との価格を比較してみる。



『ちもろぐ』オススメユニット電源とオリジナル電源の違いを探る。

『ちもろぐ』オススメエントリーモデルの
『Cyonic AZ-400』から比較をする。
2019.02.01時点での価格.comの値段は4,980円。

・80PLUS BRONZEで
・セミプラグインで
・ファンがFDBで
・+12Vが2系統で
・コンデンサはほぼ日本メーカー製で
・3年保証のもの

製造元の『Seasonic』の400W電源を価格.comから探してみる。

ガイル大佐
ガイル大佐
『Seasonic』は400Wのラインナップ無いんかーい!

ああもう…。じゃあ、450Wでいこう。

450W 『Cyonic AU-450X』

『ちもろぐ』オススメ450W電源『Cyonic AU-450X』

仕様はこんな感じ↓

・80PLUS GOLDで
・フルプラグインで
・ファンがFDBで
・+12Vが1系統で
・コンデンサはほぼ日本メーカー製で
・5年保証のもの

まてよ?それなら価格.comの絞り込みで『Seasonic』と『Cyonic』で見たら分かりやすいんじゃないのか?

今度はどうや?

ガイル大佐
ガイル大佐
今度は『Cyonic』が無いんかーい!

これはさすがに参った。。。実はAmazonで買える。でも今は入荷時期未定…。

けど、これで調べ方は少しずつ分かってきたでえ!(なぜか関西弁)

次。

550W 『Antec NeoECO Gold NE550G』

『ちもろぐ』的550Wのオススメ電源は『Antec NeoECO Gold NE550G』

なら、価格.comでの絞り込みは、『Seasonic』と『Antec』にすれば良いのだ。

そして、そこにきちんと両社の550W電源があることを確認…。

あった。(笑)
Seasonic側には550W電源2種類ある。きっとどっちかだろう。

では、その上で性能と値段を確認する。

『Antec NeoECO Gold NE550G』6,999円。(2019.02.01時点)

仕様はこんな感じ↓

・80PLUS GOLDで
・セミプラグインで
・ファンがスリーブベアリングで
・+12Vが1系統で
・コンデンサはほぼ日本メーカー製で
・7年保証のもの

と、ここでまたやらかした事が。

『ちもろぐ』にすでに答えが書かれてあるのだ。以下『ちもろぐ』から引用させていただく。

オリジナルの「Focus Gold」と比較すると値段がかなり抑えられている
出典:ちもろぐ

よく読んでいない証拠だ。お恥ずかしい。
オリジナルの「Focus Gold」っていうのは、上記画像でいう『SSR-550FM』の事だ。

よって、『Antec NeoECO Gold NE550G』と、『Seasonic』純正電源『SSR-550FM』を比較してみる。
※価格は2019.02.01時点の価格.com調べ

OEM オリジナル
型式 『Antec NeoECO Gold NE550G』 『SSR-550FM』
価格 ¥6,999 ¥9,856
省エネ性能 80PLUS GOLD 80PLUS GOLD
プラグイン方式 セミプラグイン セミプラグイン
ファン スリーブベアリング FDB
+12V系統 1系統 1系統
コンデンサ ほぼ日本メーカー製 ほぼ日本メーカー製
保証期間 7年保証 7年保証

このような結果となった。金額はオリジナルが3,000円高い。違いはファンのみのようだ。(詳しくは違うのかも。)
『FDB』に対して3,000円余分に払う事ができるのか否か。どうだろう。

『ちもろぐ』でSeasonicオリジナル電源がオススメされなかった理由は、+3,000円となると他に選択肢があるよね?という事なのかもしれない。

静音認証について両者確認して見たが、どちらも静音認証は取っていない模様。

750Wも550Wの製品と同じ。『Antec NeoECO Gold NE750G』

ちなみに『ちもろぐ』的オススメ750W部門においてもこちらの内容とほぼ変わりない。
550Wの製品と同じで容量だけが異なるようだ。

ただ、750Wの方は、静音認証を取っている。(LAMBDA A-)

ここまで調べて来てなんとなく傾向は分かって来た。

Seasonicの電源の性能を一部分下げて価格を抑えたモデルがOEM供給されている。

という感じだ。

その仮説が本当かどうか、650Wのユニットも確認をしてみる。

650W 『Cyonic AU-650X』

『ちもろぐ』的650Wのオススメは『Cyonic AU-650X』

価格.comでSeasonicとCyonicで絞り込みをかけ、どちらにも650W電源のラインナップがある事を確認する。

よしよし。というか、650Wというのは電源メーカー界隈においてはボリュームラインなんだろうか。
急にラインナップが充実している。

ここで、『Cyonic AU-650X』の仕様だ。

・価格は9,245円(2019.02.01)
・80PLUS GOLDで
・フルプラグインで
・ファンはFDBで
・+12Vが1系統で
・コンデンサはほぼ日本製で
・五年保証のもの

これをSeasonicにあてはめると『SSR-650FM』か?
いや、プラグイン方式が異なるから違う。

じゃあ、フルプラグインの『SSR-650FX』か?
今度は保証期間が違う。
5年と10年だ。それは何かが違いすぎる。何かは分からない。

『SSR-650PX』は…。80PLUS Platinum認証なので違う。
『SSR-650TR』も当然80PLUS Titanium認証。

結果『Cyonic AU-650X』のベースになるSeasonic電源は無い。のが正解のようだ。

なるほど。だから『ちもろぐ』にもその記載がないわけだ。読み返すと分かる。
きちんとベースとなる電源が存在している場合は『〜をベースに製造』ときちんと書かれてある。

『ちもろぐ』恐るべし。こちらの考えなんてお見通しだ。

Seasonic電源ネーミング法則(だいたい)

というかここにきて分かったが、Seasonicの電源の型番はある一定の法則のもと成り立っているのが見て取れる。

Seasonicネーミング法則

・SSR-FMシリーズ(セミプラグイン Focusシリーズ)
・SSR-FXシリーズ(フルプラグイン Focus Plusシリーズ)
・SSR-PXシリーズ(80PLUS Platinum認証)
・SSR-TRシリーズ(80PLUS Titanium認証)
・それ以外(旧型?多分選ぶ必要なしモデル)

結局、仮説の

Seasonicの電源の性能を一部分下げて価格を抑えたモデルがOEM供給されている。

というのが550Wと750Wでしか確認できていない。では次の850Wはどうか?(結構しつこい。)

850W 『Antec HCG850 Gold』

『ちもろぐ』850Wオススメの『Antec HCG850 Gold』にはきちんと

「Focus Plus Gold」をベースに製造
出典:ちもろぐ

とある。良かった。『Focus Plus Gold』というのはつまり、FXシリーズの事だ。
となると型番はおそらく『SSR-850FX』か。

正解だ。

さっき気づいた事がすぐ生かされている。ちょっと嬉しい。では比べてみよう。

OEM オリジナル
型式 『Antec HCG850 Gold』 『SSR-850FX』
価格 ¥16,139 ¥17,254
省エネ性能 80PLUS GOLD 80PLUS GOLD
プラグイン方式 フルプラグイン フルプラグイン
ファン FDB FDB
+12V系統 1系統 1系統
コンデンサ ほぼ日本メーカー製 ほぼ日本メーカー製
保証期間 10年保証 10年保証

となる。基本的に違いは見受けられない。よって値段も大差ない。これはこれで正しい。

では1000Wは?(もう疲れてきた。)

1000W 『Antec HCG1000 Extreme』

『Antec HCG1000 Extreme』は、「Focus Plus Gold」をベースに製造。

て事は、さっきと同じ流れだから『SSR-1000FX』なわけね。じゃあ、価格.comで。

って、無い。(汗)

比べられない。困った。Amazonにあるかな?『Amazon SSR-1000FX』で検索。

ガイル大佐
ガイル大佐
ありますー!
ガイル大佐
ガイル大佐
でも英語ー!!

もうヤダ…。お金もドルやん。

まあでも、あるとして。FXシリーズなんで850FXと同じで1000Wとして仮に比べてみる。

OEM オリジナル
型式 『Antec HCG1000 Extreme』 『SSR-1000FX』仮
価格 ¥17,980入荷未定 購入不可
省エネ性能 80PLUS GOLD 80PLUS GOLD
プラグイン方式 フルプラグイン フルプラグイン
ファン FDB FDB
+12V系統 1系統 1系統
コンデンサ ほぼ日本メーカー製 多分ほぼ日本メーカー製
保証期間 10年保証 10年保証

購入できるとしても、『HCG850 Gold』と『HCG1000 Extreme』の違いは、さっきと変わらない。
何が『Extreme』なのか?

『ちもろぐ』から引用させていただく。

大きな違いはファンの口径と、採用しているコンポーネントです。Extreme版はコンデンサなどが更に上位品に差し替えられており、ファンは120mmではなく135mmです。
出典:ちもろぐ

とのこと。

結局仮説を立証するには至らなかったが、

OEM製品は、オリジナル電源の仕様を少し変更して金額を安く、またはグレードアップさせ金額が上がったものと言えそうだ。

電源は『Antec HCG1000 Extreme』が一番好み

で、結局何が良かったのか?なんだけれども、

・見た目(実は結構気にする)
・容量(1000W!)
・効率(80PLUS GOLD認証)
の良い『HCG1000 Extreme』が良い。

2万円を切る価格で買えるなら、今は『Antec HCG1000 Extreme』かな。疲れた…。

現場からは以上だ。

最後まで読んでくださったあなたに感謝!!

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