ガイル大佐である。
本当は余っているVAパネルのモニタを使う予定だったが、息子に使われてしまった。
よってモニタ選定が必要になった。
今までのパーツ選定記事はコチラ。
・その1 自作初心者で素人が、予算で選ばない自作PCを作る。
・その2 電源編 『Antec HCG1000 Extreme』がイイ。
・その3 電源編続き 『NZXT E650』もイイよね。
・その4 グラボ編 どっちか決めれん!
『GeForce GTX1050Ti』と『RADEON RX570』
・その5 CPU編 『AMD Ryzen5 2600』でいく!
・その6 マザボ編 『ASUS PRIME X470-PRO』じゃい!
・その7 PCケース編 絶対『NZXT H700 CA-H700B-BR』!
・その8 SSDとHDD編
『Samsung SSD 500GB 860EVO』と『WD 30EFRX』
・その9 メモリ編 2転3転しクルーシャル『W4U2666CM-8G』
・その10 内蔵TVチューナー編 買わんくていいみたい。
理想は、
・21.5インチ
・フルHD
・IPSパネル
・フレームレス
・フリッカーフリー
・リフレッシュレート144Hz
・『FreeSync』付き
・VESAマウント可
将来的に3台マルチモニター予定なので、21.5インチが良い。
1台はゲーミング用途に使いたいのでリフレッシュレートは144Hzが理想。
後の2台はブログや資料閲覧のためリフレッシュレートは60Hzで良いが、真正面から見るわけではないので、視野角の広いIPSパネルを希望。
1台がTNパネルで他がIPSパネルだと結構気になるのかな〜と思ったので全てIPSパネルで揃えたい。
だが、このような構成のモニタは存在しなかった。
私の『マイノリ』ぶりをここでも遺憾なく発揮している。
とはいえ、サイズ以外の希望を満たしているモニタはあった。
27インチモニタの『ASUS VG279Q』である。
でも、27インチでフルHDは大きすぎて使いにくい。素晴らしい商品だが、すぐさま却下だ。
最終的には、『iiyama GB2560HSU-B1 (RED EAGLE)』になった。
このモニタは
・『IPSパネル』ではなく『TNパネル』で、
・『21.5インチモニタ』ではなく『24.5インチモニタ』なのだが、
144Hz駆動のモニタは21.5インチ市場にはなかったので最終この結果になった。
Contents
パネルの種類は3種類ある。が、素人目にはどれもそんなに変わらないぞ。
パネルの種類っていうのは、
・TNパネル
・VAパネル
・IPSパネル
の3種類があるそうな。
この解説はもちろん『ちもろぐ』に頼る。
このブログは基本『ちもろぐ』最強説を唱えてますが、『ちもろぐ』との関係はありません。
一方的にこちらが崇拝しているに留まります。
当然自作PCに関しての製品の選び方は『ちもろぐ』を見てもらった方がいいです。
『ちもろぐ』編集長『やかもち』様からご指摘があれば修正いたします。
その点を考慮してご覧ください。
液晶パネルの違いまとめ:TN / VA / IPSのメリットと弱点 更新日2018.07.20
ざっくり言ってしまうと、
『TNパネル』
・高応答速度、高リフレッシュレートでも比較的安価にできる。
・視野角は狭い。(よって27インチだと端っこは色が変わる可能性大。)
・色再現性は微妙。
『VAパネル』
・黒が映える。
・まだ安価な方。
・色再現性、応答速度性能、視野角すべて『TNパネル』と『IPSパネル』の中間な印象。
『IPSパネル』
・色再現性は1番良い。
・視野角の性能も1番良い。
・その代わり高応答速度、高リフレッシュレートは苦手な印象。
・高リフレッシュレートにこだわらなければ割と安価。
要は、それぞれの得意分野の性能を高める方向性の商品は値段を抑えやすいが、苦手分野の性能を高める方向性にしようとすると高くつく。といったイメージでいいと思う。
と思った方も多いだろう。実は私もそう思っていた。
しかし、左右から見る分には正直どれでも同じ印象を受けた。
これは、実際にノングレアIPSパネルを見たから分かったことだ。
危うく『ノングレアIPSパネル』を買いかけた。
ネットで調べると写真写りが明らかに違うし奇麗だから欲しくなるが、実際にはそんなに変わらないというのが正直なところだ。
視野角もしかり。ノングレアの場合『IPSパネル』でも横から見ると白くなる。
できれば実際に見に行ってほしい。百聞は一見にしかずだ。
私はアプライドに行ってフィリップスの『IPSパネル 224E5EDSB/11』で確認した。
一番普及価格帯の『ノングレアIPSパネル』だったからあまり違いがみられなかったのかもしれない。
とはいうものの、パネルの種類はこだわらなくとも大丈夫だと思った。
表面処理に関して価格.comで確認したところ、グレアモニタは1303製品あるうちの37製品しかなかった。
ちなみにグレアの21.5インチモニタはわずか2製品。値段も高い。よって却下。
なお所有のiMacは『2011 Mid 21.5インチ』モデルのもの。
パネルはきっと『グレアIPSパネル』だと思う。
それを踏まえて今回の記事を見てほしい。
要は、iMacディスプレイ基準で見ても、ノングレアの場合3種類のパネルの違いをはっきりと見分ける事はできなかった。
並べて比べると違いが分かるんだろうが、単品で
なんて分からなかった。
単品でも分かるのは、表面処理がグレアか否かくらいだった。
いつか単品でも違いの分かる漢(オトコ)になりたいものだ。
今のところ、単品でも見分けられる方法を見出すことはできていない。
2019.05.12追記
TNパネルの見分け方は分かったかもしれない。
上下方向での視野角がかなり狭い。これがTNパネルの特徴だと思う。
TNパネルは下から見るとすぐ黒くなり、上から見るとすぐ白くなる。
TNパネルを使うときは真正面からっていう理由は、ここにあるようだ。
その理由から、TNパネルは画面を90度回転させ、縦ディスプレイにすると見え方はかなりヒドイ。
縦ディスプレイにしてしまうと、右から見たら白く、左から見たら黒く見える。
TNパネルの縦ディスプレイ化はかなりおすすめできない。
あとは、VAかIPSの違いの見分け方。これはまだわからない。
ちなみに、店頭では3種類のパネルの違いを見分けるのは難しいと思った。
どの種類のパネルもコントラスト高め、輝度高めで店舗の明るい照明の下での比較だから見分けにくい。
ただ、家に帰ってきて、コントラスト低め、輝度低めにしていくと明らかに違いが分かる。
とはいえ、TNパネルを買って後悔はしていない。144Hzのリフレッシュレートはそれくらい価値がある。
フレームレスデザインもフレーム有りデザインも見える大きさはそんなに変わらんぞ。
こちらもまた大きな誤解をしていた条件の一つ。
将来的にはマルチモニタを考えているので、ベゼルレスのものがつなぎ目が目立たないので良い。と考えていた。
例えばコレ。
『フィリップス(PHILIPS) 224E5EDSB/11』
しかし、見に行って分かったのだが、実際のモニタはメーカーのページにあるくらいギリギリまで映像が映るわけじゃない事が分かった。
モニタの画面に映らない部分があるのだ。(非表示部分)
これは口コミでもほとんど言われていない事。
よってフレームレスと言えどもそんなに気にする必要がなさそうなことも分かった。
ただ、フレームの盛り上がりはない。
その分で印象が変わってくるのかもしれない。
結果、『IPSパネル』と『フレームレス』という条件はなくなった。
現在の条件はこんな感じ。
・21.5インチ
・フルHD
・フリッカーフリー
・リフレッシュレート144Hz
・『FreeSync』付き
・VESAマウント可
『FreeSync』はあった方がいいが…?
価格コムで検索したところ21.5インチで『FreeSync』採用品はわずか7製品。
その中に144Hz駆動のモニタは?
当然、ない。
むしろ『FreeSync』付きはおろか、21.5インチで144Hz駆動のモニタはない。
つまり、ゲーミングモニタとしての用途を考えているのなら、21.5インチよりも大きいモニタじゃないとダメらしい。
・『FreeSync』付きか否か
・応答速度が1msか否か
で値段が上がることはそんなになく、
リフレッシュレートが144Hzか否かで値段は変わってくるようだった。
結局24インチくらいで144Hzのゲーミングモニターを探す。
21.5インチのモニタはどれもビジネス用途の域を出ない。
仕方ないので1画面のみ24インチで他は21.5インチのマルチモニタにしよう。
とにかく今、『AMD』PCを動かせるモニタがない。
早くほしい。
24インチ〜30インチで144Hz駆動のモニタは64製品(価格.com調べ)
『FreeSync』対応製品も多く、32製品あった。
ここからさらに24インチ〜25インチモニタを見ていくと12製品。
144Hz駆動の製品は軒並み2万円以上の製品ばかり。
あまり欲張りすぎるのもいけないので、できれば3万円以内に抑えたいところ。
と、ここで出てきたのが安心の国内メーカー『iiyama GB2560HSU-B1 (RED EAGLE)』だ。
『iiyama』の商品なら、
・パソコン工房実店舗でもすぐに商品を購入できる。
・ドット抜け保証もかける事ができる。
今ならドット抜け保証をかけても3万円を切る値段。
これはかなりいいかもしれない。
HDMI接続でもフルHD144Hz駆動できる良品。
モニタを調べていて気になっていた点がある。
144Hz駆動するのは『Display Port』接続時のみ。という口コミ。
つまり、144Hz駆動すると謳ってはいるが、HDMI接続だと144Hz駆動しないという事。
それは困る。だって『Display Port』はよくエラーが出るとか言われているから。
画像が一瞬暗くなるとかそういうやつ。
挿し直すと戻るとかいろいろ言われているが、144Hz駆動できるのが『Display Port』だけなんだったら、せめて信頼性は欲しい。
その点、HDMI接続で調子が悪いという口コミは見たことがない。(あるとは思う。)
できればHDMI接続で144Hz駆動するモニタが欲しい。
そこはさすがの国内メーカー『iiyama』である。
製品の仕様内にきちんと
HDMI接続で解像度フルHDの場合、リフレッシュレートは144Hzと記載がある。
実際プロご用達(?)の『BenQ ZOWIE XL2411P』はHDMI接続だと144Hz駆動するとは書いていない。しかもHDMI接続の時は~Hz駆動するのかも記載はない。
はっきり言ってHDMI接続なんて『おざなり』である。
この点は注意されたい。
また、『ASUS VG258Q』においても近いものがあり、こちらはHDMI接続だとリフレッシュレートは120Hzのようだ。
注意されたし!!
別記事でこのあたりの事についてもう少し深く掘り下げてみた。
マルチモニタでDisplayPortを使用する時は要注意!
先日、上記記事内にコメントをいただき(Yuraさんありがとうございます。)マルチモニタでDisplay Portを使用すると、スリープ状態復帰時に画面のレイアウトがずれる問題があるという事を教えていただいた。
具体的な内容を言うと、何かしらのウィンドウがサブディスプレイにあった状態でスリープして、また復帰させるとサブディスプレイにあったウインドウはメインディスプレイに勝手に移動されているというもの。
つまりは、『Display Port』接続でマルチモニタにしている方は、スリープ復帰の回数分ウィンドウをまた元に戻す作業をしていると言うことになる。これはとても厄介なことじゃないか。
素人的に言い切ってしまうと、どうやらこれは『Display Port』の仕様らしく根本的な解決には至っていないようだ。
『Display Port スリープ問題』でGoogle検索すると多くの情報がヒットするようになっている。
確かに一理ある。
HDMI接続で144Hz駆動の記事で少し触れているが、GeForce系のグラボは基本HDMI出力の数は少ない。最高性能のRTX-2080TiであってもHDMI出力端子は1系統にとどまる。GTX-1060以上の性能のグラボはどれもこんな感じだった。Display Portは3系統もあるのに。
一方でRADEON系のグラボを見てみよう。GeForce系グラボに比べ性能は劣るものの、こちらは大体
・Display Port×2
・HDMI×2
・+α
に落ち着く。
つまり、マルチモニタ優先で考えるのならRADEON。
ゲーミング重視!ならGeForceと言えるのかも?しれない。
ケーブルの規格でもリフレッシュレートに制限がかかる。
HDMIケーブル自体にもUSB2.0やUSB3.0のような規格がある模様。
HDMIの場合は、『Ver.』で表される。
HDMIでフルHD144Hz駆動させたいのであれば、HDMIコネクタとHDMIケーブルのVer.はそれぞれ『2.0』以上が必要になる。
ちなみに2019年現在主流のVer.は『1.4』である。
『HDMI Ver.1.4』の場合、フルHDのリフレッシュレートは『120Hz』に制限される。
つまり上記の『ASUS VG258Q』は、144Hz駆動を謳っているが、HDMIのVer.が『1.4』だから120Hzまでしか出ないのだ。
『Display Port』についてもVer.があるが、こちらは現在主流の『1.2』でも240Hz駆動するので安心してほしい。
ただ、『Display Port』は映像出力のみ。HDMIは映像、音声どちらも出力される。
(※音声信号が出力されるDisplay Portもあるみたい。)
ちなみにHDMIケーブルの『Ver.』はパッケージに記載されていない。
セコい。確認するときは、帯域幅が『18Gbps』のものにしよう。
『10.2Gbps』の場合のリフレッシュレートは120Hzどまりだ。
とはいえ144Hz駆動でも120Hz駆動でも私は絶対分からんと思うけど。
こう考えると、いかに『iiyama』がまじめな商品を販売しているのかが良くわかる。
さすが国内メーカー。こういうところが安心できるのだ。
しかも付属品として『DisplayPortケーブル』『HDMIケーブル』は付いてくる。
HDMI接続フルHD144Hz駆動させるためにケーブルを買い足す必要が無い。
言っちゃってもいいですか?
さすが国内メーカー『iiyama』最高!!
海外メーカーは144Hz駆動を大々的に謳っていても『Display Port』のみ。
しかも『スリープ問題』付き。
それならそうと、しっかりと記載すべきである。
今の状態なら、買った後で気づくパターンが多いのではないだろうか?
せめて
『144Hz駆動※』
※『Display Port』のみ。
とか記載した方がいいと思う。
注意されたし!!
サイズは考えないとして、24.5インチの『iiyama GB2560HSU-B1』に決定。
最初に設定していた条件である、
・IPSパネル
・21.5インチ
の2点は叶わなかったものの、それ以外の部分
・フルHD
・フレームレス
・フリッカーフリー
・リフレッシュレート144Hz
・『FreeSync』付き
・VESAマウント可
はクリア。かつ、
・USB2.0だが、ハブ付き
・モニタ角度など調整機能豊富
・なんせ国内メーカーの安心感(Made In Japanでなくても)
が決定打になった。
とにかく国内メーカーの安心感は半端ない。
なにせビビリなもんで…。
ちなみに最後の一押しが『パッケージデザイン』のカッコ良さだったことは秘密だ。
この商品についてはコチラでも触れている。良かったら見てね。
もしあなたが今ゲーミングモニター導入で迷ってるのなら、iiyamaの『G-MASTER GB2560HSU-B1 RED EAGLE』を買っておけば間違いないと思う。
その理由は以下になる。
・国内メーカーでパネル、バックライト共に安心の3年間長期保証!
・DisplatPortはもちろんHDMI接続でもリフレッシュレート144Hz駆動の良品!
・エルゴミクス機能(昇降、チルト、スイベル)も不足なし!
・なんなら縦モニターとしても使用可能!(おすすめはせんけど)
・修理などのアフターについても心配なし!
国内メーカーならではのサポート!
・FreeSync対応でテアリング、スタッタリングの心配なし!(RADEONグラボのみ)
・ユーザー設定を3つまで保存できるのでそれぞれの環境に合わせてモニタを使用可能!
・値段も他と比べて高いわけでもなく、むしろ適正価格!
現場からは以上だ。
最後まで読んでくださったあなたに感謝!!
・その1 自作初心者で素人が、予算で選ばない自作PCを作る。
・その2 電源編 『Antec HCG1000 Extreme』がイイ。
・その3 電源編続き 『NZXT E650』もイイよね。
・その4 グラボ編 どっちか決めれん!
『GeForce GTX1050Ti』と『RADEON RX570』
・その5 CPU編 『AMD Ryzen5 2600』でいく!
・その6 マザボ編 『ASUS PRIME X470-PRO』じゃい!
・その7 PCケース編 絶対『NZXT H700 CA-H700B-BR』!
・その8 SSDとHDD編
『Samsung SSD 500GB 860EVO』と『WD 30EFRX』
・その9 メモリ編 2転3転しクルーシャル『W4U2666CM-8G』
・その10 内蔵TVチューナー編 買わんくていいみたい。
・その12 購入タイミングと保証について考える。
・その13 モニタ編(←イマココ。) リフレッシュレート144Hzかつ国内メーカー『iiyama GB2560HSU-B1』で!
PC完成おめです^^モニターは好みでいいと思うんですけど、接続するケーブルのバージョンには気を付けてくださいね。特にHDMIはバージョンがいろいろあるもので、おらよくわからねえだぁ(;´Д`)1.4 120HZ 2.0 144HZ 2.1 240HZとかです。今のグラフィックボードって、VR対応なのでディスプレイポート推奨らしいですけどね。あ、あとryzenCPUは電源設定が高パフォーマンスじゃないと、かくつくことあるのでお気を付けをw良きゲームライフを^^y
ありがとうございます。初めての自作PCを組み立てるのにはかなり時間がかかりましたが、自分好みのPCはイイですね。テンション上がります。
iiyamaモニタにはHDMI接続でもフルHD144Hz対応とあったので安心していましたが、モニタのケーブルまでは考えていませんでした。
記事に追記すべきところかも知れません。アドバイスありがとうございます。
実はモニタはすでに購入済みで、現在いろいろ設定をいじっています。手持ちのHDMIケーブルは幸いにも144Hzで動作しています。
パソコン工房でのPCのようにヌルヌルと動く様子を見てニヤニヤしています。でも、PCではまだ建築できないレベルですwww
またいろいろ教えてください。