ガイル大佐である。
今回も(?)自作『AMD』PC選定作業で結構な時間がかかってしまった『モニタ』についてまとめてみたい。
ですよね。分かる。めっちゃ分かるそれ。
でも、結局私が欲しい情報をまとめているサイトがなかったのだ。
だからまとめてみた。
ちなみに同じように迷った挙句自分でまとめた『WD HDD』色ごとの性能違いのまとめはコチラ。
今回モニタのまとめ基準は
24インチと24.5インチTNパネルで
HDMI接続
フルHD
144Hz駆動するものは
どれくらいあるのか?というもの。
結果は、わずか3機種という結果になった。
ただ、240Hz駆動までいくならあと8機種ほどある。
その辺りを見ていこう。
HDMI接続で144Hz駆動するモニタはごくわずか。
まずはコチラをご覧いただこう。
クリックするとPDFで確認できると思う。
毎度の事ながら分かりにくくて申し訳ない。
拡大して見てやって欲しい。
これは価格.comで確認できるリフレッシュレートが144Hzと言われている24インチと24.5インチモニタの性能をまとめたものである。
なんでこんな事をしたのかっていうと、
リフレッシュレートが144Hzだと謳っているものでも、その多くがHDMI接続では120Hz駆動だからだ。
144Hz駆動するのはDisplay Port接続時のみ。これはふざけている。けしからん。
(とか言いつつ144Hz駆動と120Hz駆動の違いは見分けられない私ガイル。)
144Hz駆動すると謳っていて、
複数の入力端子がある場合、
その端子すべて144Hz駆動すると思ってしまう。
まあいい。今回の調査で分かったことは、
24インチと24.5インチTNパネルで
リフレッシュレートが144Hzのモニタは12種類あるが、
HDMI接続でも144Hz駆動するモニタは
わずか3種類しかなかった。
・IODATAの 『GigaCrysta EX-LDGC241HTB2』
・iiyamaの 『G-MASTER GB2560HSU-B1』
・BenQの 『ZOWIE XL2536』
以上だ。
ちなみにプロゲーマーにも使用者が多いと言われている『BenQ ZOWIE XL2411P』は、HDMI接続では~Hz駆動するのかはパッと見分からない。
調べる方法はこんな感じになる。
BenQの
・ダウンロードとFAQのページに行き
・そこで製品名『XL2411P』を入力して
・サーチをクリックし
・下側にスクロール
・User Manualを選択し
・真ん中の『XL2411P Japanese Resolution file』をダウンロードして
・その中にある解像度とリフレッシュレートと接続端子の関係の表を確認する。
Display Portに接続すれば144Hz駆動するからいいっちゃいいんだけどね。。。
メーカーもウソは言ってない。
ちなみに、240Hz駆動を謳っているモニタであればHDMIでも240Hz駆動するようだ。
先ほどのPDFの内容からもお分かりいただけると思う。
この表の中だけでも240Hz駆動のモニタは7種類もあり、選択肢は多い。
実はまだ2~3種類あったけど、金額が高すぎる(7万とか)から表から外した。
それ級のモニタ買うほどの人はきっと私のように悩んでないから。
あと、この表を作成するにあたって気が付いた点を伝えていきたい。
保証は当然国内メーカーの方が手厚い。
とにかく海外メーカーの表記は色々と『あいまい』だった。特に保証の面。
全ての製品にはっきりとパネルの保証は~年、バックライトの保証は~年と言っているのは
・iiyama
・IODATA
・ViewSonic
・Acer
の4社。
中でも
・iiyama
・IODATA
・ViewSonic
の3社はパネル、バックライトの保証は『3年』と長かった。Acerは共に1年。
・IODATAでいうと『3万時間内で5年』という長期の保証を謳っている製品もあるほど。
24時間つけっぱなしでも、3年4か月間は保証が続く計算になる。
普通に使うのであれば5年の方が早く到達するだろう。日本のアフターサービスはスゴイ。
その他のメーカーは正直分からなかった。付属品に『保証書』って書いているのに保障内容にはふれていない。
パネルは3年と書いてあるがバックライトに関しては記載がない等…。
そんな商品を購入するのは正直コワい。私は素人だから。
省エネ性能は国内メーカー強し。
消費電力は、自作PCを作るうえで気になる部分だと思ったので入力したが、正解だった。
国内メーカーは標準で25Wもいかないが、BenQなんかは平気で40Wを超えてくる。
とか言いつつ、私のグラボはワッパの良くないRX580なんだけどね…。
人間ときには矛盾も必要だ。
やっぱりゲーミングモニタはDisplay Port優位。
以前コメントをいただいた中での情報だが(suiminさんありがとうございます。)NVIDIAグラボはDisplayPort採用例が多いらしい。
確認してみたところ、確かにNVIDIAグラボはDisplayPort搭載数が多かった。
特にGTX1060以上のグラボからはその傾向が明らかだった。
グラボに映像出力端子が4つあるとすれば、そのうちの3つがDisplayPortで、あとの1つがHDMIといった具合だ。
理由は分からないが、孤高の映像機器メーカーEIZOのサイトにヒントがあった。以下引用する。
HDMIとDisplayPortを比べたときの大きな違いの1つは、ライセンス料の有無だ。HDMIを製品に実装するにはライセンス料が発生し、年間で1万ドルかかる。さらにHDCPの実装にも、年間で1万5000ドルのライセンス料が別途必要だ。これらのライセンス料はメーカーの大きな負担になっており、多かれ少なかれ価格に反映されて一般ユーザーにも影響を与えている。より身近なのはHDMIケーブルで、HDMIケーブルにもライセンス料がかかっているため、ほかのAVケーブルと比べて高価なのだ(品質などの理由もあるため、ライセンス料だけが原因ではないが)。
一方のDisplayPortは、HDCP以外のライセンス料が必要ない。このためメーカーも採用しやすく、量産が進めば、一般ユーザーにとっては価格的なメリットが生じるだろう。とはいえ、AV機器やゲーム機のデジタルインタフェースは今やHDMIが完全に主流となっており、PCメーカー主導で規格化されたDisplayPort がこれと置き換わることはなさそうだ。PC環境ではグラフィックスチップベンダーによるDisplayPortのサポートが進んでおり、前述のようにMacBookを筆頭に対応製品も増えつつあるため、DisplayPortが徐々に普及していくと予想される。
EIZOサイトより引用
つまり、ゲーミングモニタを軸として考えるなら、ライセンス料のかからないDisplayPortを普及させた方が、
・価格を抑えて
・高解像度
・高リフレッシュレート
のデータ伝送ができる点で、市場のニーズにマッチした製品を届けやすい。
当然グラボのシェアはNVIDIAが圧倒的な為、出力元(NVIDIA)がDisplayPortばっかり採用していたら、入力側(モニタ製造会社)もそっちよりの製品を多く普及させていく。
その結果、144Hz駆動するモニタの中にHDMI接続だと120Hz駆動や60Hz駆動しかしないモニタが出てくるのは当然の流れといえる。
いや、分かるよ。それ。うん。分かる。
でもね、
『BenQ ZOWIE XL2411P』はちょっと極端すぎやしないだろうか?
とは言いつつもそこを除けば同じ価格帯の中では非常に価値の高い商品であるのは間違いない。
また、ライセンス料のかからないDisplayPortだからこそ、ケーブルの品質にも幅があるのかも知れない。
リフレッシュレートから見たモニタまとめ
ただただ144Hz駆動と謳っているモニタから選択していただくだけで大丈夫。
・BenQの 『ZOWIE XL2536』
・iiyamaの 『G-MASTER GB2560HSU-B1』
・IODATAの 『GigaCrysta EX-LDGC241HTB2』
の3機種から選ぼう。
240Hz駆動のモニタから選んでいただくと大丈夫。
IODATAの5年保証240Hz駆動のモニタ
『GigaCrysta LCD-GC251UXB』1択だ。
そんな欲張りな私に似たあなたには
iiyamaの、HDMI接続でもフルHD144Hz駆動する
『G-MASTER GB2560HSU-B1』しかない。
以上は、ただただリフレッシュレートや製品自体の品質についてのまとめだから、これにゲーミンング性能まで盛り込むと大変なことになりそう。
そのあたりは、もちろん『ちもろぐ』にお願いする。
一方的にこちらが崇拝しているに留まります。
当然自作PCに関しての製品の選び方は『ちもろぐ』を見てもらった方がいいです。
『ちもろぐ』編集長『やかもち』様からご指摘があれば修正いたします。
その点を考慮してご覧ください。
ゲーミングモニターの選び方とおすすめモニターを分かりやすく解説 更新日2019.02.22
ゲーミング性能的まとめは『ちもろぐ』様にお願いして、
実際の実用的なまとめは『マイノリガイル』を参考にしていただくと幸いである。
参考までに、もう一度PDFのやつをのせておく。
もしあなたが今ゲーミングモニター導入で迷ってるのなら、iiyamaの『G-MASTER GB2560HSU-B1 RED EAGLE』を買っておけば間違いないと思う。
その理由は以下になる。
・国内メーカーでパネル、バックライト共に安心の3年間長期保証!
・DisplatPortはもちろんHDMI接続でもリフレッシュレート144Hz駆動の良品!
・エルゴミクス機能(昇降、チルト、スイベル)も不足なし!
・なんなら縦モニターとしても使用可能!
・修理などのアフターについても心配なし!
国内メーカーならではのサポート!
・FreeSync対応でテアリング、スタッタリングの心配なし!(RADEONグラボのみ)
・ユーザー設定を3つまで保存できるのでそれぞれの環境に合わせてモニタを使用可能!
・値段も他と比べて高いわけでもなく、むしろ適正価格!
現場からは以上だ。最後まで読んでくれてありがとう!
投稿お疲れ様です。参考になりました^^よく思うんですけど、モニター選びって、どうなんでしょうね^^;グラフィックボードが要はどの画像でどの程度のフレームレート出したいかなので、きれいな画面で遊びたいのかフレームレート取るかの二択になるもので選ぶとき悩むんですよねw実際ほかの人はどのくらいの画質で遊んでるのかっていうと、1920×1080が世界レベルで62.55%・3840×2160が1.50%らしいです。今のグラボの最上位のRTX2080TIでも4Kは厳しいらしいです。参考https://store.steampowered.com/hwsurvey/Steam-Hardware-Software-Survey-Welcome-to-Steam?l=japanese
あっ、あとゲームはsteamメインで遊ぶのでしたら、Green Man GamingとかG2Aとかの鍵屋も使うと便利かもしれないです。日本語入っているかとか、日本アカウントで使えるかどうかとか確認しないといけないですし、メリットデメリットありますけど参考までに^^
ありがとうございます。私も世界の6割と同じく?フルHD画質で十分な人間なので、それ以上はそんなにいらないかなあというのが正直なところです。
でも、4K見ちゃうとやっぱり4Kだ!ってなるかもしれませんwww
FPSも最初は60FPSでいいと思っていましたが、144FPSを見てしまうとやっぱり全然違います。
『Steam』は『Epic Games』と同じくまだ登録したばっかりで仕組みが何となく分かったくらいです。
早速suiminさんに教えていただいた『Green Man Gaming』とか『G2A』も見てみましたよ~。
『Steam』とは違うタイミングでセールになっている。日本語も対応しているキーだとは限らない。日本語のアカウントに対応しているのかも要確認。って感じですかね?
『Steam』に登録したのは『DiRT Rally(無印)』が遊びたくって。息子はFPS系ですが、私はレースゲームが好きなんです。
『DiRT Rally』が早くセールになってほしいなあと思いながら、今はマイクラにシェーダー入れたりフォートナイトにログインだけしてチャレンジを増やしています。
画質とかFPSって、高い方がきれいだし滑らかに動きますもんねwゲームは早くセール来るといいですね^^
そうですね。あれから毎日チェックしていますwwwいつもありがとうございます!
DisplayPortはスリープ問題があるせいで、導入に踏み切れません。
Yuraさん
コメントありがとうございます。
具体的にそんな問題があるとは知りませんでした。調べてみましたがスリープ復帰時に意図しないレイアウトになるのですね。有益な情報ありがとうございます。HDMI接続で144HZ駆動のモニタを選んで正解でした。マルチモニタを考えているので、何も考えずに購入していたらと思うとゾッとします…。