自作er(ジーサーカー)かつAMDer(アーマーダー)なガイル大佐である!
今回の記事は、AMD Ryzenの鬼門『メモリ』
『G.Skill F4-3200C16D-16GFX』を取り付ける!
早速いってみよう。
『マイノリガイル』PCの構成は以下の記事で確認されたし。
>> 初めての自作PC組立が『AMD Ryzen』 構成と購入先
マザボにメモリを取り付ける!
この製品を選んだ過程はコチラ。
>> 予算で選ばない自作PCを作る。メモリ編
純正CPUクーラーのベース金具を外す。
取付前の下準備として、マザボの裏(下側?)に純正CPUクーラーのベース金具があるので、それを外しておく。
マザボを持ち上げると確認できるはず。
メモリ取付の際に、力が逃げないようにするため。
ベース金具があると、マザーボードに対してまっすぐ力が働かない。
個人的にはメモリの挿し込み不良でエラーになる原因はコレなんじゃないかと思う。
マザーボードの下にダンボールを敷く。
理由は、ベース金具を外してメモリを挿し込む場合、マザボ裏の端子の出っ張りに負荷がかかって曲がってしまうのを少しでも防ぐため。
メモリスロットのロックを外す。
このマザボは片側のみロックがあるタイプ。片ラッチ式と言うそうな。
ここでマニュアル推奨のメモリ取付位置を確認する。
ユーザーマニュアルより引用する。
出典:ASUS日本 ユーザーズマニュアル(PDF)
マザボ側でそのスロットが本当に『B2*』『A2*』スロットかどうか確認するには、
取説のように、きちんと推奨位置に挿し込まないと、2枚組メモリを購入しても『デュアルチャンネル』で作動しない原因になる。と思っている。
素人的に考えると、『デュアルチャンネル』に使用するメモリスロットは、『B1』『A1』か、『A1』『A2*』なんではないだろうか?と思ってしまうのだが、そうではないらしい。
では、なぜ『デュアルチャンネル』に使用する推奨メモリスロットが『B2*』『A2*』なのか?勝手に理由を考えてみた。
『B1』『A1』よりも
大型の『CPUクーラー』と干渉するリスクが少ないから。
『A1』『A2*』よりも
メモリの放熱の面で有利だから。
んな細かいこと誰も気にしないか…。でも、ガイルはこういうとこまで気にするぞ!!
メモリ取付時注意事項
メモリ本体の『切り欠き』が
スロットの『出っ張り』に合うようにして取り付ける。
取付は、まずガイドに沿って自然に入っていくところまで挿入し、そこから左右交互に少しずつ押し込んでいく。(一気に挿せるならそれでもいいが…。)力の方向は真上から真下に向かって。ファミコンのカセットを入れる感じ。(←世代www)
片ラッチ式は、片方がきちんと最後まで挿し込まれたのかどうか分かりにくいという意見があるそうだ。
メモリのロック方式はどちらが優れているのか?
ASUSのマザボすべてかどうかは知らないが、『PRIME X470-PRO』のメモリ固定方式は片ラッチ。
両側ロックがあるのは、両ラッチというそうな。
私が取り付けた後にはなるが『Twitter』で、
『ASRock』と『GIGABYTE』中の人の、いわゆる
『第一次ラッチ戦争』が勃発していた。
命名は『@Longinus_13』さんによる。(すいません。勝手に引用させていただきます。)
これが後世まで語り継がれる事になる「第一次ラッチ戦争」である
— Longinus_13 (@longinus_13) 2019年5月24日
設計思想の違い。
という事でまとめてしまっていいと思う。
どちらも安易に『片ラッチ』で!とか、『両ラッチ』で!みたいに決めていない。
それぞれいいところがあって、設計思想の違いからどちらにするか決定されているようだ。
ただ、『ASRock』中の人は両ラッチにするメリットはほぼない。という職人気質な意見を貫いておられた。
メリットは少なくとも、両ラッチを望む声が多いなら、あえての両ラッチを選択するのも、新規ユーザ囲い込みという意味においてはメリットがある。
とはいえ、接触不良のリスクをとってまで新規ユーザーなんかいらん!というのが『職人気質』!!
そこに惚れる人もきっと多いだろう。私もそういうはっきりと主張のあるメーカーが好き。
自動車で言えばマツダとかホンダとか。
個人的にはそれを貫いてほしいし、これからもそんな社風であってほしいと願うばかりだ。じゃないと、各メーカー主張がなくて面白くなくなるからね。
自分が使ってる『ASUS』がどんな意見かは分からんけどwww
このメモリの固定方法に関して、片ラッチは初心者にオススメできないという書き込みも見た。
私はといえば、もちろん初めての取り付けが『片ラッチ』だったので、『片ラッチ』でいい。
片ラッチだろうが両ラッチだろうが、私のように、きちんとCPUクーラーのベース金具を外して、段ボールを下に敷いてきちんと力がかかる状態にしてメモリを挿し込めば、挿し込み不良(不十分)でエラーになることなんかない。(と、思う…。だって片ラッチしかやった事ないから…。しかも1回だけ。)
メモリの固定方式がマザボ選択肢の条件に含まれるほどの内容では無いと考えている。
ちゃんと挿さってるの?素人的片ラッチ不安派への回答『見た目』編。
きちんと挿し込まれていると、
実際に確認してみると、
見た目オッケーーーーイ!!
って、あくまで『PRIME X470 PRO』だったらの話。きっとそう…。
ちなみに、メモリ『側』について一通り確認してみると、あの高さのガイドとなる出っ張りはどれもあった。
マザボ『側』は『PRIME X470 PRO』以外未確認。ごめん。
ちゃんと挿さってるの?素人的片ラッチ不安派への回答『音』編。
実際に耳をすましているとわかる。『ミチッ』って音がする。これ『PRIME X470-PRO』の話。
ちなみに『神』もこう仰っている。
一方的にこちらが崇拝しているに留まります。
『ちもろぐ』編集長『やかもち』様からご指摘があれば修正いたします。
その点を考慮してご覧ください。
両ラッチの方が「刺さったかどうかが分かりやすい。」というのあるけど、片ラッチでもさ、結局しっかり押し込むと左右から音が(合計2回カチッカチッって)鳴るんだから、「刺さったかどうかのわかり易さ」は変わらないよ。
— やかもち@ちもろぐ (@Yacamochi_db) 2019年5月24日
聞き耳(?)オッケーーーーーイ!!
というわけで、初の自作PCが片ラッチだろうが全く問題ない。
片ラッチだから〜。というのは理由にならない。
それは、ただあなたがビビっているだけだ。
もちろん私はそれ以上にビビっていたけど!
メモリ取付完了。
以上のことを踏まえて取り付けると、問題なく取り付けられるとおもう。
>> 『G.SKILL F4-3200C16D-16GFX』
その4『CPUクーラー』取付に、続く!!