『マイノリ』ガイル大佐である。
今回ちょっと気になったので、書いてみる。
元KAT-TUN(カトゥーン)の田口淳之介さんと
元女優の小嶺麗奈さんの初公判の件。
法廷でプロポーズをした事が大きく取り上げられ過ぎていて、本質的な部分を書いていない気がしたので。
一応前提として、
私はお2人の事をそこまで知らない。
田口淳之介さんに関しては、自動車から流れるラジオで『入口 出口 田口でーす。』という挨拶が印象的だった程度。ファンではない。
小嶺麗奈さんに関しては、ほとんどTVを見ていない時期だったので、申し訳ないが全く知らない。
私は、
お2人をかばうつもりはない。
そして、攻めるつもりもない。
伝えたい所は、
2人に弱い部分があったと思うけど、大麻以外に方法ってあったんかなあ?という事。
それを踏まえた上で読んでほしい。
それぞれが大麻に触れたきっかけ
まず、初公判の内容をご存知なければ、こちらをご覧いただきたい。
脚色のない記事になっている。
小嶺麗奈さんから大麻を使用しだしたことがきっかけで、田口さんも使用しだした。
彼女はもともとパニック障害と診断されたこともあった。
(この辺りで一回大麻に手を出している。その後は田口さんと出会ってからの使用になるみたい。)
田口さんと交際していることが知られ、ファンからの嫌がらせがあり小嶺さんのブログは閉鎖。
睡眠中の発作、摂食障害、耳管狭窄(きょうさく)症にもなった。
マスコミにも事実ではない事を書かれたが、田口さんの仕事に影響が出ないように黙っていないといけない事が苦しかった。
もう一度大麻に手を出したのはその頃。
精神科にも通院していたが、副作用に悩んだり、信頼できる先生に出会えず大麻使用を続けた。
悪い事だと知っていたが、どこかで捕まらないとも思っていた。
小嶺麗奈さんの話はここまで。次は田口さん。
自分で芸能事務所を運営していたが、取引担当者から嫌がらせを受けていた。
また、スタッフにも恵まれていなかったと思う。(←小嶺さんの見解)
小嶺さんに大麻の使用を打ち明けられ、仕事や人間関係のストレスが原因で大麻を使用。
好奇心もあった。
大麻をやめなかった理由は、『大きなきっかけがなかったから。』
自分なりの大麻使用のルールがあり、それを守っていたので大丈夫と思ってしまっていた。
というところ。
田口さんについては、逮捕前に精神疾患にかかっていたかどうかは分からない。
保釈後は病院に行っているが、通院を続けるか否かも分からなかった。
検察官は懲役6ヶ月、大麻の没収を要求。
大きな流れは以上のような感じだが、私が感じたのは
2人ともに大麻を吸いたい(大麻依存な)わけでは無く、ストレスを緩和する目的で選んだ手段が『大麻』だったと言う事じゃないのだろうか?
大麻はダメ。ゼッタイ。でもそれ以外に方法がなかったのでは?
大麻依存じゃないとして。
なら、なんで『大麻』なのか?ここだと思う。法廷でプロポーズとか面白おかしく報道する前に。
私が思うに、お2人のストレスを緩和できる手段が『大麻』しかなかったから『大麻』なんだと思う。
他にも手段はあったけど、『大麻』がいいから『大麻』じゃないような気がするのだ。
田口さんはちょっと軽い気持ちで手を出した印象があるけど、自分で芸能事務所を運営しながらも芸能活動を続けるのは結構なストレスではある。
そこにさらにスタッフに恵まれていない。取引先に嫌がらせを…。となると正直きついなあと思う。
で、もう一度確認だが、なんで『大麻』なのか?ってとこ。
小嶺麗奈さんの『大麻』じゃないといけなかった理由を考える。
一番大きい理由は、
『田口さんに迷惑をかけたくなかった』
というところに尽きるのではないかと考える。
『大麻』以外の方法で、ストレスなり治療を試みると、多くの場合人目にさらされるわけで、例えば、ずっと病院に通っているとか。
そんな事がマスコミに報道されると好き勝手言われるだろうし。そうなると田口さんの仕事に影響が…。と言う感じ。
かといってストレスを溜め込んでもいいのかといえば、ダメ。ゼッタイ。
何かしらのストレス解消の手段は必要。
・人目にさらされずマスコミの影響を受けない。
・信頼できる医師に出会えない。
・薬でのひどい副作用の経験。
・悩みを簡単に人に打ち明けられない状況。
これらを踏まえた上でできるストレス解消の方法は、過去に使用したことのある『大麻』だった。のかな?というところ。
誰にも相談できず、医師に相談しても理解してもらえず(信頼できなかった)、人目につかない方法で自分なりにストレス解消の方法を見出す。
私はそう思う。
田口淳之介さんの『大麻』じゃないといけなかった理由を考える。
これは、あんまないかも。ぶっちゃけ。
『大麻』以外に方法があったような気はするかな〜って感じ。
(冒頭の記事を読んだ限りではの話。)
でも、『大麻』しかなかったとしたら?で考えると、
自分がストレス解消のできる温泉や、旅行に割ける時間がないくらい自分の芸能事務所の運営が忙しい、厳しかった。
また、温泉や旅行に行くとしても、小嶺さんと一緒にいる事が難しい。
更には人目を避ける必要があり、それを考えただけで気持ちが下がってしまっていた。
ある程度信頼できる、任せられるスタッフがいなかった。
ので、
・小嶺さんと一緒にいられて
・時間もかからず
・人目も気にすることなく
・人に自分の悩みを相談する必要もなく、
・好奇心もある
『大麻』に手を出した。というところかと。
ダメ。ゼッタイ。だけではなく、代替え案はないのか?
そういう標語のポスターに言いたい。
やったらいかんというのは分かっている!でも代わりに何かを提案してくれ!!
ダメ。ゼッタイ。やろう。マラソン。とか。(ごめん。なんかええやつ浮かばない。)
仕事してるとよく言われたのが、
『否定するだけなら誰でもできる。否定するなら提案をしろ!』というもの。
ようは、毎年恒例行事のA案を否定してしまうと何もなくなる。
だから、
『A案を否定するなら、それに変わるB案の提案をしろ!』ってこと。
何か、そういうやつ、求む!!
そんなわけで、なんか華やかな芸能界でも、
誰にも相談できない。
人目を避けて生活する。
信頼できる相手がなかなか見つけられない。
そんな中、自分を保つための手段としての『大麻』
といった部分があるんだなあと感じた。
そんななかでも田口淳之介さんと小嶺麗奈さんはお互いに信頼できるお相手なんだろう。
この案件て、同じ状況下にあれば誰にでも起こりうる内容かと思ってしまった。
やってしまった内容はイカン事だけどこれって人目を気にしてストレス解消できない人は、この道を通りそうじゃない?
その道がある事が『闇』なのかも。
どうせなら2人で一緒に闇に落ちるより、2人で一緒にお互いを高めあっていってほしい。
今回ちょっと気になったので。
本当かどうか?というのはまた別の話!