好きなもの、考え方は基本少数派。『マイノリ(ティ)』ガイル大佐である。
表題の件に対して、いきなり結論を出そう。
少しでも価格を抑えたい場合以外は、『AMD』CPUはオススメしない。
『Intel』CPUをオススメする。
また、グラボは絶対に『NVIDIA』製にするべし。『AMD』グラボ選択はロマンかと。
つまり、自作PC選択肢には、
どうしてもコスパを求める場合
・『AMD Ryzen』CPU × 『NVIDIA』GPU
それ以外
・『Intel』CPU × 『NVIDIA』GPU
『AMD RADEON』グラボは、
・ゲーム性能
・(主にDaVinci Resolveでの)クリエイティブ性能
共に、『NVIDIA GeForce』に大きく差をつけられており、まだ数年は縮まらないと見た!!
というわけで、あくまで
自作PC組み立て経験3台(AMDRyzen×1 Intel×2)の人間が
何の知識もない素人目線で
独断と偏見に満ちた
忖度なしの
理由を書いていく。
この記事はあくまで
WindowsPCでの話であり、Macは
・『Intel』CPU
・『AMD』GPU
の組み合わせしかないので、この限りではありません。
※ややこしくなるので最近のM1チップは無視します。
まずは、現状確認。構成や当時の値段。
詳細の構成は以下。モニタ以外は全てWEBで購入。
『マイノリ』ガイルPC | 購入先 | 値段 | 消費 電力 |
||
パーツ名 | メーカー | 製品名 | |||
OS | Microsoft | 『Windows10 Pro 64bit』 |
パソコン 工房 |
¥25,326 | |
モニタ | iiyama | 『G-MASTER GB2560HSU-B1』 |
パソコン 工房 |
¥31,814 | 21W 別電源 |
電源 | Antec | 『HCG1000 Extreme』 |
パソコン 工房 |
¥18,338 | |
ケース | NZXT | 『H700 PUBG』 | パソコン 工房 |
¥31,363 | 不明 |
マザボ | ASUS | 『PRIME X470-PRO』 |
パソコン 工房 |
¥32,781 | 60W |
CPU | AMD | 『Ryzen5 2600』 | パソコン 工房 |
65W | |
CPU グリス |
Thermal Grizzly |
『TG-K-001-RS』 | パソコン 工房 |
¥980 | |
CPU クーラー |
Scythe | 『MUGEN5 Rev.B』 | ドスパラ | ¥5,500 | 不明 |
メモリ | G.SKILL | 『F4-3200C16D -16GFX』 |
ドスパラ | ¥14,790 | 6W |
SSD | Samsung | 『SSD 500GB 860EVO』 |
ドスパラ | ¥7,980 | 4W |
HDD | WD | 『30EFRX』 | ドスパラ | ¥11,056 | 4.1W |
グラボ | SAPPHIRE | 『NITRO+ RADEON RX580』 |
Amazon | ¥25,330 | 224W |
VGA サポート |
長尾製作所 | 『SS-NVGASTAY-L』 | Amazon | ¥1,669 | |
総額/消費電力合計 | ¥206,927 | 369W |
現在主流のソフトウェアは『Intel』CPUで快適に動作する事を前提で作られていると思っていい。
これがどういう事なのか、私は分かっているようで分かっていなかった。
私の様にそう思っている方、残念ながら
その認識は半分間違っている。
なぜか?
実際に同じソフト(DaVinci Resolve17無印)を動作させてみると分かったのだが、
・2019年に製作した、自作『AMD』RyzenPCと
・2011年に製作されたiMac2011 Midの
安定性や、性能が、
体感上ではほぼ同じだったからだ。
『AMD』RyzenPCの方が、少し書き出し速度が速いかな?くらい。
話をもどすと、
現在主流のソフトウェアは『Intel』CPUで快適に動作する事を前提で作られている。
言い方を変えてみよう。
現在主流のソフトウェアの開発は『Intel』CPUベースで進められている。
なぜなら、いくら『AMD Ryzen』CPUの勢いが凄くても、
市場では『Intel』CPUが圧倒的なシェアを占めているから。
なら当然『Intel』CPUベースでソフトウェアを開発するよね?
つまり、現在主流のソフトウェアは、
『Intel』CPUに最適化されて作られていて、
『AMD』CPUに最適化されて作られていないのだ。
よって、ベンチマークでの点数差が少なくてもほぼ意味がない。
実際にCPUを使う場面というのは、そのソフトウェア上(例えばDaVinci Resolve上)だからだ。
グラボに関しても然り。『NVIDIA』GPU前提で作られている。
これはもう分かりやすい。
DaVinci Resolveでは、
『NVIDIA』GPUに最適化された選択肢を選べる(CUDA)が、
『AMD』GPUの場合、特に最適化された選択肢はない。(Open CL)
ちなみにMacの場合は、
『AMD』GPUでありながらMacに最適化された選択肢(Metal)がある。
ここで最適化されているという意味についてしっかりとお伝えしておくと、
最適化=CPUなりGPUの能力を100%発揮できる。
と言うこと。つまり、ベンチマーク通りの結果が出る。
だけど、
最適化されていない場合=CPUなりGPUの能力を100%発揮できない。
つまり、ベンチマーク通りの結果が出ない。
これは正直ツラい。
でも、その分価格が安いのなら十分にメリットはある。
グラボは別。グラボは絶対NVIDIAが良い。
結論。よっぽどのロマンがない限り、自作PCは『Intel』CPUを選ぼう。
何にも面白くない回答で申し訳ない。
てか、これは私が、
自作『AMD Ryzen』CPUを選んだからこそ言えることなのかもしれない。
一回はそういう選択肢もいいよね。
『AMD Ryzen』CPUは、メモリの組み合わせもシビアで、かつ4枚挿しはさらにハード。
しかも、メモリの性能でCPUの性能が変わるんだったら、良いメモリを買わないといけない。
そう、高価なメモリが必要なのだ。
つまり、『AMD Ryzen』CPUのメリットであるコスパがなんの意味も無くなってしまう!!
やっぱ、ロマンちゃうのかなぁ…?
ちなみに、ガイルの『AMD Ryzen』PCは快適に動いてます。
でも、グラボはRTX2070に変えたんだよなぁ…。
WindowsPCでDaVinci Resolveを使うなら、AMD RADEONグラボではダメだったね。
エンコード速度が4倍違うもの。