ガイル大佐である。
個人事業主をやっていると、絶対とまではいかないが『アムウェイ』などのネットワークビジネスの勧誘を受けることがある。
もしくは、ネットワークビジネスをやっている方とお会いする機会が(会社員の時と比べると)多くなる。
このページでは、
に対して
ネットワークビジネスの仕組みを理解でき、自分で答えを出せるようになるためのページだ。
自分で答えを出す。というのは、
『必要かどうか』という事。『やる』『やらない』ではない。
事実をありのまま述べ、あとは自由に判断してもらう。
ちなみに勧誘を断るための論破する内容は書いていない。それはほかの人がいっぱいやってるのでそちらを見てほしい。
断るなら、話を聞いたうえで
『俺には必要ない。』
これだけでいいと思う。それでもまだしつこく勧誘してくるのなら、↓ここに相談しよう。
なお、私は実際に勧誘を受け、活動を始めた人間である。会社はTIENS(ティエンズ)という会社だ。
↑ネットワークビジネス界隈ではこういう人間を『ディストリビューター』と呼んでいる。
ネットワークビジネスの勧誘を行う人の事
つまり私はディストリビューターなわけだが、このページで勧誘行為を行うつもりはないし、実際勧誘活動は行っていない。
日常的にTIENS(ティエンズ)の製品を自分が使用するくらいだ。とはいってもティエンズ製品を宣伝するつもりもないのでご安心を。
ネットワークビジネス=違法ではない。
更には、存在を否定もしない。
とはいうものの、勧誘活動に関してはあまり気持ちよく感じていない。(ほぼ違法だから。)よって勧誘活動は行っていない。
そう。違法だと感じる部分があるのは事実だ。
という事で、まずはこの『違法』と言われている部分について考えてみる。
違法と思われている部分は2つ。一つはねずみ講と勘違いされている事。一つは勧誘方法が違法(な場合がほとんど)なこと。
<ねずみ講だと思っている人>
勘違いしているだけで、違法ではない。
<勧誘方法が違法な方法だった人>
勘違いではなく、違法で正解。
ごちゃ混ぜになって分かりにくいので整理すると、
<ねずみ講だと思っている人>
ネットワークビジネスの会社が違法だと思っている。これは勘違い。
<勧誘方法が違法な方法だった人>
これはそのものズバリ。勧誘方法が違法。
まとめると、
・ネットワークビジネスの会社は違法ではない。
・違法なのは勧誘方法。
この記事では、この2つについて『のみ』もう少し詳しくお伝えする。
ねずみ講だと勘違いしている人へ。
↑これが違法だと思っている人が多いみたい。
答えは、
使い方によっては合法でもあり、違法でもある。この形自体に違法性はない。のが正解。
ウソいうな!!って思うかもしれないけど、それが事実なのだ。
ちなみに上の画像のような形の販売方法を、特定商取引法で『連鎖販売取引』という。
でた!!『連鎖販売』!これぞねずみ講!
同じ『連鎖販売取引』の形をとってるのでネットワークビジネスも、ねずみ講も、どちらも同じ『違法』と勘違いされてしまうわけ。
じゃ、2つの違いって何なのか?
『連鎖販売取引』か『無限連鎖講』かの違いになるが、そのあたりを次の項からもう少し分かりやすく説明させていただく。
ウィキペディアで十分な人は下記からどうぞ。
ねずみ講は会社、製品、制限がすべて『ない。』
まずは表にしてまとめてみる。
ネットワーク ビジネス |
ねずみ講 | |
会社 | ある | ない |
製品 | ある | ない |
制限 | ある | ない |
これだけ違う。
『ねずみ講』は製品がないのだ。
じゃあどうやるのかっていうと投資詐欺のようなやつ。
株のたとえ話でいうと、
来年には価値が10倍になる株の銘柄が分かった。
(その理由はもっともらしいことを話す。)
だから今から買っておいた方がいい。
ただ、今だれでも買える銘柄じゃなくて、限られた人しか買えない。
私はそのうちの一人である。
だから、私の口座に入金してもらえば今から買っておける。
一口30万円。まずは三口まで購入可能。
あと、伝えたいことは、価値が上がるのは来年。資金を預けるのは今。
だから今あなたはマイナスになる。
でも、それをプラスにする方法がないわけではない。
それは他の人にもこの話に乗ってもらう事。
誰でもいいから一口乗ってもらうことで紹介料としてあなたに10万円を渡せる。
更に一人からでも、三人からでもいいから合計三口以上紹介できれば、元はとれるし、あなたも三口以上の購入が可能になる。
もちろん、自分は一口だけ乗って、いろんな人に紹介しまくって紹介料を稼ぐも自由。
どうする?
と、まあ、こんな感じだろうか。
で、ある程度広まってきて誰かが、
『え?そんな銘柄どこにもないで?騙されてんちゃうの!?』
ってなったとたん、最初に紹介してくれた人からの連絡は途絶え、こちらからの連絡もつながらなくなる。
よって、お金は返されず終了~。
『無限連鎖講』の仕組みはこんな感じだ。
被害者が被害者をうむ仕組みになっている。
ここの『ウソ』は、
『無い』もの(価値が10倍になる銘柄)を『ある』とした事。
である。
次にいこう。
会社はない。
個人や何人かの組織で行っている。
制限もない。
つまり、最初に始めた人は、そのあとに始めた人の利益を全部とれる。
これが『無限連鎖講』と言われる理由だ。
ネットワークビジネスは会社が『ある』
ネットワークビジネスの販売形態である『連鎖販売取引』は会社がある。
アムウェイを例に出すとHPもあるし、『JDSA』(日本訪問販売協会)という
第三者機関の正会員である。
よかったら他にも聞いたことのある会社が並んでいるので会員一覧をご覧いただきたい。
・オッペン化粧品
・ノエビア
・ポーラ
・三基商事(ミキプルーン)
この辺りは普通に聞いたことあると思う。
アムウェイは日本アムウェイとして『に』の欄に。
ティエンズはTIENS JAPANとして『て』の欄にある。
ここでお伝えしたいことは、第三者機関の正会員で、ちゃんと会社がある。って事。
どこから持ってきたのか分からない自社のパンフレットで説明せずに、自社の存在を証明できることがポイント。
製品も『ある』
ここで紹介したいのは、実際の製品ではなくアムウェイの(共同)創業者リッチデヴォスの言葉だ。
この言葉からネットワークビジネスには製品があるという事と、ねずみ講は製品が無いという事を同時に分かってもらえる内容になっている。
フォーブスのページから引用する。
しかし、アムウェイのビジネスは長年、マルチ商法であるとの批判も浴び、商品を販売するより、売り手がさらに多くの売り手を呼び込むことを奨励するネズミ講であるとの指摘もあった。デヴォス自身は1975年当時から、そのような考えを否定していた。「紙切れを売りつけるインチキな人々もいるが、我々は実際に商品を売っている」
フォーブスジャパンより引用
実際のページはコチラ↓
このページにも書いてるけど、アムウェイのオーナーはNBAチーム『オーランドマジック』のオーナーでもあった事を伝えておく。
では次。
制限も『ある』
『無限連鎖講』ではないので当然なわけだが、もう少し深堀りしてみる。
上記の図で一番稼いでいるのは誰だろうか?
ねずみ講の場合は当然『A』になるが、ネットワークビジネスの場合、答えは『C』になる。
理由は、3人の勧誘に成功しているからなのだ。
3人紹介すれば、自分より3段階後ろ(要は『J』の段階)の売上までが自分の稼ぎとしてカウントされる。
この図でいうと、『C』は自分以下全員の売上が自分の稼ぎとしてカウントされる。
つまり、ネットワークビジネスの場合『A』は『B』が買った分までしか売上としてカウントされない。※『C』の売上は加味されない。
これが、ネットワークビジネスの基本的な『制限』の仕組みであり、頑張りしだいで紹介した人より稼げると言われる理由だ。
という事で、なにが伝えたかったのかというと、
ネットワークビジネスの会社は、この『連鎖販売取引』のルールに従って行われているので、会社自体、仕組み自体は違法じゃない。ってことだ。
ウィキペディアではなく、特定商取引ガイドのページものせておく。
以上でネットワークビジネスの会社は違法ではないという事を少しはご理解いただければと思う。
次に問題の勧誘方法について取り上げてみる。
勧誘方法『ご飯行こうぜ!』は完全アウト。
会社自体は違法ではないネットワークビジネス。
それなら勧誘も正しく行いたいところ。
でも、正しい勧誘方法は、
事前に自分がネットワークビジネスをやっている事を伝えて、
話は、ネットワークビジネスの勧誘である事を伝える必要がある。
そう。正しく勧誘活動をしようとすれば勧誘なんて実質無理なのだ。
なぜなら、大半の人は『ネットワークビジネス』=『違法』=『悪』
みたいな図式で成り立っているから、ネットワークビジネスの話。と言ってしまうと会えない。今後連絡もできなくなる。
じゃみんなどうやっているのかというと、『いい話がある!!』みたいなやつだ。
実際に(アホな)私が引っ掛かったのは女性から『伝えたいことがある。』というもの。
とはいえ、ネットワークビジネスの製品自体は良いものなので、会って話さえできれば違法な勧誘を追及しない事が多い。
実際に私も追及することはなかった。
話を聞いたら『自分にとって必要な情報もあったわけやし、まあええか。』ってなったから。
実際製品は今でも使っているしね。
でも、教えてくれた『人』に対しての印象は悪くなった。
個人的にはこの部分がネットワークビジネスを続けていく気持ちになれなかった部分。
私にこの仕事を紹介しておきながら、活動を始めてから私の為に時間を作ってくれたと思ったことが無い。
私が活動を始めてからは『ノータッチ』そりゃ『引っ掛かった』って言いたくなる。
ネットワークビジネスは自分が紹介した人をほったらかしで稼げるビジネスではない。
最後に。なんでディストリビューターやってるのか?
勧誘してないからやってるとは言えないけど、製品が気に入ってるから続けてる。これだけ。
市販品をアレコレ試す必要なく確実に市販品以上の効果効能を手に入れることができるから。
言い換えると、市販品同士は(同じ価格なら)効果、効能の差がほぼ無い。
だからいろいろ試したところで市販品では結果に大差がない。
でも、ネットワークビジネスの製品は市販品と同じ価格でなら確実な差がある。いい方に。
誰か同じ値段で効果効能がティエンズより優れている市販品をご存じなら教えて欲しいくらいだ。
というのは理解できるけど、稼げる人はごく一部の人。私ではない。
この、ごく一部というのはあなたの会社にもいる、ごく一部のトップセールスと同じくらい努力した人、もしくはできる人の事をいう。
要は、どんな場所でも楽に、簡単に、トップになれるなんて事はないってこと。
この記事を読んで『俺もやろう!』なんて気になる人はまずいないと思うけど、『ふーん。』くらい思ってもらえると幸いだ。
最後まで見てくれてありがとう。
あ、ちなみに違うネットワークビジネスのお誘いは必要ない。
あと、変なビジネスの勧誘とかもね。